純正レンズは時代遅れ?サードパーティカメラレンズが優秀な理由について解説!

カメラレンズの購入の際に、純正レンズとサードパーティレンズの選択で迷ったことはありませんか?

私もレンズ購入の際に、「純正レンズの方が安心かな…」「サードパーティレンズってなんか写り悪そう…」「互換性は大丈夫かな?」など迷っていました。

今となっては、サードパーティレンズで十分だと感じています。

それを踏まえて今回の記事では、純正が本当に必要なのか?サードパーティレンズの魅力おススメのメーカーについてご紹介していきます。

それでは早速本題にいきましょう!

純正レンズは本当に必要か?

純正レンズはカメラメーカーが設計・製造したレンズのことで、以下の理由から多くのカメラマンに支持されています。

しかし、必ずしもすべてのシーンやカメラユーザーに適しているわけではありません。

それでは純正レンズの特徴を見ていきましょう。

互換性と最適性

純正レンズはカメラボディとの完璧な互換性があり、フルでの性能を発揮します。

自動露出、自動フォーカス、絞り調整などがシームレスに機能します。

高品質な光学性能

カメラメーカーは高品質な光学ガラスや特殊なコーティングを使用しており、鮮明で色鮮やかな画像を写し出すことができます。

さらに歪曲や色収差が最小限に抑えられています。

手厚いメーカーサポート

純正レンズはメーカー保証がついており、故障時に修理が簡単です。

メーカーサポートも頼りになります。

さらにキャンペーンなども多くあり、カメラセットで購入するとキャッシュバックなどの特典もあります。

純正レンズならではの欠点

純正レンズには、いくつかの制約も存在します。

例えば、以下の点があります。

価格

純正レンズは当然高価になります。
特に高性能なプロ用レンズは予算の負担になることがあります。

重さとサイズ

一部の純正レンズは大きく重たいため、携帯性が制限されることがあります。

多様性

カメラメーカーが提供するレンズの種類は限られており、特定のクリエイティブなニーズに対応できないことがあります。

純正レンズが必要かどうかは、個人のニーズ、予算、撮影スタイルに依存します。

サードパーティレンズも優れた選択肢であり、次のセクションでそれについて詳しく説明します。

サードパーティレンズの魅力

サードパーティレンズには、カメラ好きにとって魅力的な多くの要素があります。

以下に、その魅力的な側面を詳しく説明します。

コスト効率の優位性

サードパーティレンズは純正レンズよりも価格が手頃です。

これは、高品質な光学性能を求めつつ、予算を抑えたいユーザーにとって魅力的です。

コストの効率的な選択肢が豊富であり、優れた性能が手に入ります。

多様な焦点距離と特性

サードパーティレンズメーカーはさまざまな焦点距離、レンズタイプ、特性を提供しています。

これにより、ワイドアングルからテレフォト、マクロまで、多彩な撮影ニーズに対応できます。

特定の写真スタイルやシーンに最適なレンズを見つけやすくなります。

創造性と特別な効果

一部のサードパーティレンズは独自の特殊効果などが付いていることがあります。

魚眼効果、ボケ効果、ソフトフォーカスなど、クリエイティブな写真表現を追求するフォトグラファーにとって魅力的です。

これらのレンズは新たな視点や芸術的な要素を写真に加えるのに役立ちます。

軽量・コンパクト設計

一部のサードパーティレンズは、軽量でコンパクトな設計を採用しています。

これは、旅行やアウトドア撮影の際に便利で、持ち運びが簡単です。

また、カメラバッグの重さを軽減できます。

競争による技術向上

サードパーティレンズメーカー間の競争が激しいため、新しい技術や革新的なデザインが継続的に発展しています。

これは、高性能なレンズを手に入れるチャンスを提供し、ユーザーにとって利益となります。

サードパーティレンズのおすすめメーカー

それではここで、おすすめのサードパーティレンズをそれぞれ見ていきましょう。

Sigma(シグマ)

Sigma(シグマ)は高品質なサードパーティレンズメーカーとして知られています。

彼らのレンズは優れた光学性能と耐久性を兼ね備えており、さまざまな焦点距離と特性を提供しています。

特にアートシリーズは写真家にとって魅力的で、優れた解像度とボケ効果を提供します。

Tamron(タムロン)

Tamron(タムロン)はコンパクトで軽量なレンズを得意とし、幅広い焦点距離で高性能なオプションを提供しています。

VC(Vibration Compensation)テクノロジーを搭載したイメージスタビライズドレンズもあり、手ブレを軽減し、低照度環境での撮影をサポートします。

別記事でTamronのレンズをご紹介しています

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Tokina(トキナ)

Tokina(トキナ)はワイドアングルから超望遠まで、多彩なレンズを提供するメーカーです。

特に超広角レンズで評価が高く、建築写真家や風景写真家に愛用されています。

堅牢な建設と高品質の光学性能が特徴です。

SIRUI(シルイ)

SIRUI(シルイ)はシネマレンズやアナモルフィックレンズに力を入れているメーカーです。

特にこれらの種類のレンズは効果になりがちですが、こちらのメーカーでは安価に購入することができるのが特徴です。

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TTArtisan(ティーティーアーティザン)

TTArtisan(ティーティーアーティザン)は手頃な価格のマニュアルフォーカスレンズや一部オートフォーカスレンズも提供し、広角から魚眼、プライムレンズまで幅広い選択肢があります。

特に低予算でクリエイティブな写真撮影を行いたいフォトグラファーに適しています。

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AstrHori(アストロリ)

AstrHori(アストラホリ)も同様に、マニュアルフォーカスとオートフォーカスレンズで、安価に提供しているメーカーです。

特に純正だと高額になる機能兼ね備えた場合でも、購入しやすい気軽さがあります。

特にユニークなTiltレンズを別記事にて紹介しています。

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最後に

純正レンズとサードパーティレンズの比較についてご紹介しましたが、最終的な選択肢はあなたの個人的なニーズ、予算、撮影スタイルに依存してきます。

ここで最後に、いくつかの重要なポイントをまとめていきます。

目標と予算の明確化

まず、あなたの写真の目的や予算を明確にしましょう。

どのような写真を撮りたいのか、どれくらいの予算を用意できるのかを考えることが大切です。

評判とレビューの参照

レンズを選ぶ際には、評判や実際のユーザーレビューを参考にすることが役立ちます。

他のフォトグラファーの意見を知ることで、選択肢を絞り込む手助けになります。

実際の試用

可能であれば、レンズを実際に試用してみることをお勧めします。

カメラショップやフレンドのカメラを借りて、レンズの性能やフィーリングを確かめましょう。

将来の成長を考慮

カメラとレンズは投資です。

将来的に新しいカメラボディを購入する可能性も考えて、互換性を確保することを忘れないでください。

最終的に、純正レンズとサードパーティレンズの両方には独自の利点があり、どちらを選ぶか個人的な好みと撮影ニーズに左右されます。

選択肢をちゃんと検討し、最適なレンズを見つけることで、より満足度の高い写真撮影体験を生み出すことができるでしょう。