今回はBrightin Star様より、単焦点レンズ「Brightin Star 55mm F1.8」をご提供いただきました。
このレンズは、写真の“楽しさ”を再発見させてくれる一本です。
オートフォーカス全盛の時代に、あえてマニュアルで撮るという選択肢。
その先にある、ピントを合わせる時間が楽しめる“撮る体験”ができます。
「F1.8の明るさで夜も楽しめる」「コスパのいいMF単焦点を探している」
そんな要望を兼ね備えたレンズ、「Brightin Star 55mm F1.8」を開封から作例までご紹介していきます。
それでは早速本題にいきましょう！
「Brightin Star 55mm F1.8」について
| 焦点距離 | 55mm |
| フォーカス | MF（マニュアルフォーカス） |
| 対応撮像画面サイズ | フルサイズ |
| 絞り | 最小 f1.8 – 最大 f16 |
| レンズ構成 | 5群7枚 |
| 絞り羽根 | 12枚 |
| 撮影距離 | 最短 0.50m – 最大 ∞ |
| フィルター径 | 49mm |
| マウント | Sony E、Nikon Z |
| 重さ | 270g |
| 付属品 | フロントキャップ、リアキャップ |
「BRIGHTIN STAR（ブライトイン・スター）」は中国・深セン市のメーカー。
主に販売している商品はレンズやフィルター、カメラアクセサリーになります。
BRIGHTINSTARの名前になった理由は、さまざまな写真家に大口径単焦点レンズを使用して欲しいという思いからきているとのこと。
AF（オートフォーカス）はありません。完全マニュアルのMFレンズです。
なので動く被写体はやや厳しいんですが、スナップや動かない被写体でじっくり撮る分には全然問題なし。
むしろ、ピントリングを回しながら被写体にじわじわ寄っていく感覚がクセになります。
最近のレンズは高性能ですが、ちょっと“撮らされてる”感じがすることも。
でもこのレンズは、「自分で撮ってる」感覚が味わえます。
写真と向き合う時間が楽しくなる、そんな一本です。
「Brightin Star 55mm F1.8」の開封
シンプルで落ち着きのある黒のパッケージ。
一目で焦点距離が分かるデザインは、個人的に斬新な発想で好きです。
同梱物は説明書付（日本語あり）、フロントキャップ、リアキャップです。
デザインの雰囲気は、昔のNIKKORレンズと少し似ている気がします。
絞りリング、フォーカスリングともに重いトルク感があります。
絞りリングが前方の方に付いているので、慣れない人は誤操作する可能性あり。
ただし使っていくうちに、フォーカスリングが内側でもいいかなと思える場面はありました。
黒い金属製マウントで、引き締まった見た目になっています。
装着してしまえば見えない部分でも、細部にこだわっている点は非常に良いと思います。
「Brightin Star 55mm F1.8」の外観
Nikon Z6IIに装着してみました。
鏡筒は短いので、前に倒れ込むことなく、コンパクトな見た目です。
レンズフードを付ければもっと変わった印象になるかもしれません。
「Brightin Star 55mm F1.8」の価格
各種通販サイトで¥29,789で販売されています。
以下のサイトから販売状況をご確認ください。
「Brightin Star 55mm F1.8」の写真作例
Nikon Z6IIに装着して撮影しました。
「Brightin Star 55mm F1.8」のメリットとデメリット
メリットとデメリット、それぞれありますのでまとめてみました。
メリット
- フォーカスリングの滑らかさで、ピント合わせが楽しくなる
- マニュアルだからこそ、思い通りに撮れる
- 金属鏡筒で質感にもこだわりあり
デメリット
- 絞りリングとフォーカスリングが間違えやすい
- 開放F1.8での描写がややソフト
最後に
Brightin Star 55mm F1.8は、尖ったスペックや最新機能こそないけれど、
だからこそ撮る楽しさや、写真の味わいを思い出させてくれる一本です。
完璧じゃない。でも、その不完全さがどこか心地いい。
シャープさよりも空気感、正確さよりも雰囲気を撮りたい人にとって、
このレンズは、想像以上に“ちょうどいい相棒”になるかもしれません。
以上、「Brightin Star 55mm F1.8」についてのご紹介でした。
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