世の中には、数多くのレンズが存在します。
これが原因で、どれを選べば良いのか戸惑うことがあります。
私もカメラを始めた時に、どのレンズを選べばいいか四苦八苦していました。
しかし、ある日気づいたのがレンズは同じものを長く使う必要があるということに気づきました。
今回のこの記事ではあえて一つのレンズを長く愛用することの重要性に焦点を当て、その理由と利点について詳しく解説していきます。
それでは早速本題にいきましょう!
世の中にはレンズが多すぎる
カメラの選択肢も非常に多いですが、レンズは遥かに種類が多いです。
広角、標準、望遠、マクロ、それぞれのレンズが異なる特性を持ち、被写体やシチュエーションによって最適なものが異なります。
この豊富さは、写真の表現の可能性を広げる一方で、初心者にとっては選択の難しさになっています。
レンズ選びの方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
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同じ焦点距離でも違いはある
同じ焦点距離でも、レンズは異なる光学特性を持っています。
例えば、メーカーによってコーティングや色合いに違いがあるので、一概に同じ焦点距離だから出来上がった写真も同じとはならないのです。
つまり焦点距離にこだわるだけではなく、どのメーカーで、どの時代のレンズがいいのかを意識する必要があります。
同じレンズを使い続ける利点
ここからは同じレンズを使い続けるメリットについてご紹介していきます。
これらを意識することで、写真作りに一工夫を加えることができます。
撮影距離に慣れる
同じレンズを長期間使い続けることで、そのレンズの特性や性能に対する理解が深まります。
特に撮影距離に関しては、同じレンズを使い続けることで被写体との適切な距離感を身につけることができます。
これにより、被写体をより良く捉えるための最適な位置や構図が自然と身につくようになります。
特に私がおすすめしている焦点距離は50mmの単焦点レンズです。
過去記事にてその魅力をご紹介していますので合わせてご覧ください。
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レンズの重量に慣れる
レンズは同じ焦点距離でも異なる重量を持っています。
同じレンズを継続して使用することで、そのレンズの重さに慣れることができます。
これは、長時間の撮影や移動が伴う場合に特に重要で、慣れたレンズを使うことで疲れにくくなります。
さらにレンズの重さを意識せずに撮影に集中できるようになり、安定感のある写真が撮れるようになります。
慣れたレンズだと、手ブレなどを起こさなくなるのでシャッタースピードを稼ぐことができます。
これにより、絞りやISO感度の設定できる振り幅が変わってきます。
費用を他に回すことができる
新しいレンズの購入は魅力的ですが、同じレンズを使い続けることで追加の購買費用を節約できます。
これにより、他の機材や写真旅行などに予算を充てることができます。
費用を有効に活用することで、写真のスキル向上や新たな体験に投資することができ、総合的な写真の楽しさを拡大させることができます。
私はAF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gを長年使用してきました。写りも最高で、今はかなり安価なレンズです。
そんな私が愛用したこちらのレンズはこちらの記事でご紹介しています。
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最後に
いかがだったでしょうか?
一つのレンズを選んで使い続けることで、写真の撮影において深い理解とスキルが身につきます。
初心者の方々は、レンズの選択に迷った際に、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
同じレンズを使い続けることで、新たな発見やスキルの向上につながることでしょう。