【寿命があるのはカメラだけじゃない!】レンズにも存在する耐用年数!適切な保管方法についても解説

カメラ本体には、寿命としてシャッター回数というものがあります。

ですがレンズの寿命はどうでしょうか?

私が思うに、レンズの寿命に気を配れている人は、少数だと思います。

本記事では、カメラレンズの寿命や耐用年数、正しい保管方法について解説していきます。

それでは早速本題にいきましょう!

カメラ本体と同じでレンズにも寿命がある

カメラレンズも電子機器であり、使用に伴って劣化が進むため、寿命が存在します。

一般的には、使用頻度や撮影条件によって異なりますが、注意深いケアと正しい保管ができていないと、寿命は格段に下がります

つまりレンズは、カメラと同じくらい寿命に意識を向ける必要があります。

誤った保管方法で耐用年数は下がる

カメラレンズの耐用年数は、正しい保管方法に大きく影響されます。

湿気や直射日光、急激な温度変化などはレンズの劣化を早める要因となります。

一番確実なのは、防湿庫をで適切な温度で保管することです。

別記事にて、さらに詳しく保管方法を解説していますので気になる方は、合わせてご覧ください。

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レンズの種類によって寿命は変化する

カメラレンズは種類によって異なる構造や機能を持ち、それが寿命にも影響を与えます。

ここでは、主に現代レンズとオールドレンズに焦点を当て、それぞれの特徴や寿命の傾向について解説します。

現代レンズ:AF機能付き

現代のオートフォーカス(AF)機能を備えたレンズは、機械部品が組み込まれており、正確で迅速なフォーカスを可能にしています。

しかし、この性能こそ寿命を短くしている原因でもあります。

当然、電磁部品が組み込まれているので、接触不良などで急に動かなくなることがあります。

それらが原因で、中古市場ではレンズの状態は良いのにAFが駆動しないだけで、安値で転がっています。

つまり、AF機能付きレンズは繊細なので乱雑な扱いや保管方法が悪いと一気に価値が下がることがあります。

現代レンズ:MF機能のみ

手動フォーカス(MF)機能のみを持つレンズはAF機能付きとは異なり、気にする点が傷やカビになります。

ですが、カビの問題も非常に厄介で治せない人にはかなりの致命傷です。

これらの問題を回避するには、普段から防湿庫でしっかりと保管をし、必要な時だけ取り出すようにしましょう。

オールドレンズ

オールドレンズは今も愛用されていますが、経年劣化や技術の進歩により耐用年数の限界があります

長い年月でダメージを受けたコーティングは、もちろん復活することはありません。

写りに影響が出ても、オールドレンズ特有の魅力と言ってしまえばそれまでですが、少なからず現代レンズと同様にしっかりと防湿庫に保管し大切に扱いましょう。

最後に

いかがだったでしょうか?

カメラの寿命を意識することも重要ですが、レンズも同様に必要なことだと今回の記事で分かったかと思います。

普段からレンズの寿命を延ばすことを考えながら使用すれば、この先何年も綺麗な状態を保ったまま愛用していくことが可能です。

SDGsや環境の観点からも、今後同じものを長く利用することがますます重要になっていきます。

みなさんもぜひ取り扱いに注意し長く使っていきましょう!