カメラを手にして、写真を撮る楽しみを見つけたそこのあなた!
初心者のうちは、「とにかくたくさん撮影することが上達の鍵」と聞いたことはありませんか?
実はその考えだけでは上達することはありません。
今回の記事では、カメラ初心者向けに、たくさん撮るだけでは上達しない理由と、正しい上達方法についてご紹介していきます。
それでは早速本題にいきましょう!
よく聞く「たくさん撮れば上達する」とは?

「たくさん撮れば上達する」という言葉は、カメラ初心者にとってはよく耳にするアドバイスの一つです。この言葉が持つ意味と背後にある考え方を詳しく掘り下げてみましょう。
初心者にとって、とにかくたくさん写真を撮影することは、いくつかのメリットがあることは確かです。
まず、たくさんの実践を通じて、カメラの機能や設定に慣れることができます。シャッタースピード、絞り、ISO感度などの設定を使いこなすためには、実際に試行錯誤することが必要です。また、異なるシチュエーションや被写体での撮影を通じて、写真の多様性を体験でき、自分のスタイルを見つける手助けになります。
しかし、「たくさん撮れば上達する」という言葉には注意が必要です。
単に多くの写真を撮るだけでは、上達の保証はありません。
それでは次に、本当に上達できるポイントをご紹介します。
「たくさん撮れば上達する」は嘘
単にシャッターを切りまくるだけでは、上達にはつながりません。以下のポイントを押さえなければ、意味のある写真を撮ることは難しいでしょう。
意味のないシャッターは不要

カメラを手にし、魅力的な写真を撮るためには、シャッターを切る瞬間に深い意味を持たせることが不可欠です。
ただシャッターを切り続けても、写真は単なる記録にしかならないです。
要するに、シャッターを切る前に、被写体や撮影条件に深く思考を巡らせ、その瞬間に何を表現したいのかを明確にしましょう。
意味のあるシャッターは、感動的で印象的な写真を生み出す鍵となります。カメラ初心者の方でも、このアプローチを心がけることで、写真のクオリティが飛躍的に向上します。
ストーリーを込めていない

写真は、映像以上のものでなければなりません。なぜなら、動きの表現ができない静止画だからです。
写真が持つ力は、観る人に物語を語りかけ、感情を呼び起こすことが重要です。
しかし、ストーリーがない写真は、その力を発揮できません。
ストーリーを込めていない写真は、観る人にとって印象に残らず、単なる視覚的な情報にしかなりません。
つまりいくらシャッターをたくさん押しても、感動や共感を呼び起こす力が不足していれば上達は程遠いということです。
撮るものが決まらなければ無駄

「撮るものが決まっていない」状況での写真撮影は、クリエイティビティを最大限に発揮する良い機会ですが、初心者の方にはかなりの重荷です。
なにを撮るかも明確になっていない初心者の方が、ただシャッターを切っても無駄になるだけです。
つまり「質より量」ではなく、「量より質」を意識して撮るものを明確にし、一枚一枚を大事に考えましょう。
最後に
カメラ初心者が上達するためには、たくさん撮ることも大切ですが、それだけでは不十分ということをご紹介しました。
質の高い撮影を心がけ、意味のある写真を撮りましょう。ストーリーを伝え、被写体をよく考え、目的を持って撮影することで、最速で上達する道が開けるでしょう!
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