レンズ選びは初心者の方にとっては難しい課題だと思います。
レンズは毎年、各社からたくさん販売されています。
カメラ初心者の方が失敗しないためにも、レンズの選び方は非常に重要なポイントです。
今回は、そんなレンズ選びの方法3選について解説していきます。
どのカメラを使用しているか

カメラの種類によって使用できるレンズを意識する必要があります。
カメラのセンサーサイズは、撮影された画像の解像度や品質に大きな影響を与えます。
一般的に、センサーが大きくなるほど、より多くの光を受け取り、より多くの詳細を捉えることができます。
センサーサイズはカメラの種類によって異なり、一般的にはAPS-Cサイズとフルサイズサイズがあります。

APS-Cサイズのセンサーは、エントリーレベルのデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラに多く使用されています。
このセンサーサイズはフルサイズセンサーの約半分のサイズで、基本的に低価格で初心者や予算に制限のある写真愛好家に人気があります。
撮影場面としては日常的な写真撮影や旅行写真に適しています。
APS-Cサイズのセンサーは、35mmフィルムカメラの24mm×36mmのセンサーサイズに対して、約15mm×22.5mmのサイズで、倍率が約1.5倍になります。

一方、フルサイズサイズのセンサーは、35mmフィルムカメラと同じサイズで、最高品質の画像を得るためのプロフェッショナルカメラや、高度な写真技術を必要とするシーンで使用されます。
フルサイズセンサーは、APS-Cセンサーに比べて、より多くの光を受け取り、より良いダイナミックレンジ、色再現性、および高感度性能があります。
また、フルサイズセンサーは、広い視野角と浅い被写界深度を提供するため、ポートレートや風景写真に適しています。
一方、フルサイズサイズのカメラは、より高度な写真技術が必要なプロジェクトや、プロの写真家にとっては必須アイテムとなるでしょう。
初心者は一般的に安価なAPS-Cのカメラを選ぶことが多いと思いますが、将来的にフルサイズカメラに移行することを考える場合、それに対応するレンズを選ぶが重要です。
予算に合わせて選ぶ

多くの人は価格によって購入が左右されると思います。
高品質で安価なレンズは存在しますが、一般的にレンズはより多くのお金を払えば高品質なものを手に入れることができます。
カメラレンズの価格帯は様々ですので、予算に合わせて選ぶことが重要です。
予算が少ない場合は中古レンズを検討することがおススメです。
中古品でも比較的良質なレンズが手に入ることがあります。
また、一眼レフカメラやミラーレスカメラのキットレンズも予算に優しい価格帯で購入できます。
キットレンズは、汎用性が高く初心者にはおススメな選択肢です。
予算がある場合は、単焦点レンズや望遠レンズを選ぶことができます。
高級なレンズは、より高品質な光学性能があり、より美しい写真を撮影することができます。
さらにより広い絞り値を持つことができ、より背景をボケさせることができます。
撮りたい写真の種類は何か

カメラのレンズを選ぶ際に重要な要素は予算とともに、どのような写真を撮りたいかが重要です。
ポートレート、風景、植物、動物など、どのような写真を撮るかを決定することが、レンズの選択を決めるポイントになります。
どのような条件で使用するかを考えることで、レンズ選びでの種類をさらに絞り込むことができます。
ポートレート撮影を行う場合は単焦点レンズ、風景撮影は標準ズームレンズや広角レンズがおススメです。
撮影者の好みやスタイルによって異なる場合がありますので自分が撮りたい写真の種類をよく考え、その撮影に適したレンズを選ぶようにしましょう。
要点まとめ
最終的に抑える点は以下になります。
- 使用するカメラのセンサータイプを把握する(APS-C/フルサイズ)
- 主にどのジャンルで撮影するか(ポートレート、風景、植物、動物)
- 好みの焦点距離を決める
- レンズに使える最大予算を計算する
最後に
レンズには様々な種類がありますが、まずはこの3つから選ぶことをおすすめします。
また、カメラのメーカーによってレンズの種類や性能が異なるため、自分の撮影スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。