今回はSIRUI製アナモルフィックレンズ「SIRUI 35mm f1.8 Anamorphic 1.33x」で動画撮影をしてみました。
記事内にはPremireproのインポート方法から実際の作成した映像作品までご紹介させていただきます。
アナモルフィックレンズについて
アナモルフィックレンズの詳しい説明はこちらの記事で書いているので合わせてご覧ください↓
アナモルフィックレンズを皆さんは聞いたことがありますか? 聞き慣れないレンズだと思います。 今回はそんなSIRUI製アナモルフィックレンズ「SIRUI 35mm f1.8 Anamorphic 1.33x」についてご紹介してい[…]
Premireproの設定について
まずは動画をインポートします。
インポートが完了したら動画の上で、右クリック→変更→フッテージの変換。


ピクセル縦横比→ピクセル縦横比にチェックを入れてプルダウンから「HDアナモルフィック 1080 (1.333)」を指定してください。


完了すると動画が横方向に1.333倍に引き伸ばされます。


ただ動画をタイムライン上に乗せると上記のように幅が合わず拡大された状態で入ってしまいます(こちらのシーケンスはAVCHD 1080p アナモルフィックで作成しています)。
ですので入れた動画の上で、右クリック→フレームサイズに合わせてスケール。


変更してあげると上記のようにサイズがスケーリングされ、正しく表示されるようになります。


映像作品
実際にアナモルフィックレンズを使って動画を撮影してみましたので是非ご覧下さい。
・Nikon Z7
・SIRUI 35mm f1.8 Anamorphic 1.33X
・TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
・Nikon Z7
・SIRUI 35mm f1.8 Anamorphic 1.33X
・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
・ZHIYUN WEEBILL S
・Nikon Z7
・SIRUI 35mm f1.8 Anamorphic 1.33X
・Polar Pro ND Filters
・DJI Mavic Pro
・ZHIYUN WEEBILL S
まとめ
撮影時はマニュアルフォーカスだけになりますのでなかなか苦戦することがありました。
ただやはり撮影したデータを見てみると完成度が高く感動しました。
シネマ風にするのであれば上下に黒のマスクを付けるのは必要になってきますが、どうしても普通のレンズだと欠けてしまう悪い点があります。
アナモルフィックレンズは目一杯の画角が使え映像表現も豊かなのでとてもおすすめです。
以上、アナモルフィックレンズのご紹介でした。