最高品質を手軽に体験できる単焦点レンズ「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」実写レビューと作例紹介

今回はVILTROX様より、単焦点レンズ「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」をご提供いただきました。

VILTROX最高品質のこのレンズは、純正を超える機能と驚異の描写性能を秘めた新作商品になります。

純正よりも安く買いたい、でも機能は妥協したくない」「最高品質の描写を体験してみたい

そんな要望を兼ね備えたレンズ、「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」を開封から作例までご紹介していきます。

それでは早速本題にいきましょう!

「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」について

焦点距離135mm
フォーカスオートフォーカス(AF)、マニュアルフォーカス(MF)
対応撮像画面サイズフルサイズ
絞り最小 f1.8 – 最大 f22
レンズ構成9群14枚(EDレンズ4枚、高屈折率レンズ2枚)
絞り羽根11枚
撮影距離最短 0.72m – 最大 ∞
フィルター径82mm
マウントSony E
重さ1300g(レンズキャップとレンズフード除く)
付属品フロントキャップ、リアキャップ、レンズフード、ポーチ

VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」は、中国の会社「VILTROX」から販売しているレンズになります。

2009年に中国の深センで設立された撮影用品のメーカーで、2018年からレンズ販売を開始しました。

VILTROXでは、現在あらゆる焦点距離を販売しているので、自分に合ったレンズを見つけることができます。

純正に比べて半額以下

Sonyの135mmレンズと言えば「FE 135mm F1.8 GM」。

GMシリーズ描画力優秀レンズと言えますが、どうしてもネックになる点が価格。

ですが「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」は、その半額以下で購入することができます。

つまりこの浮いたお金は、他のレンズやその他のガジェットに投資できる強みがあります。

フォーカスモードスイッチ(手動/自動)

なんだかんだであると便利な機能「フォーカスモードスイッチ」。

AF撮影だけではなく、細かくピントを追いたい人にとってMFモードは非常にありがたい機能です。

焦点距離が長いので、特に動物撮影などの場面で微調整に役立ちそうです。

フォーカスリミットスイッチ

フォーカスリミットスイッチとは、ピントを合わせる範囲を制御できる機能になります。

純正でしかあまり見かけないこの機能が、このサードパーティレンズにも搭載されているのは驚き。

遠くにある被写体にピントを合わせようとする際に、フォーカスが迷走することがよくあります。

そんな時にこの機能を使うことにより、フォーカスが迷走することを防ぎ、瞬時にピントを合わせることが可能になります。

カスタムボタン(2つ)

こちらも純正には当たり前につく機能ですが、当然のように搭載されています。

さらにはこのボタンが2つ付いています。

好みの機能を割り振ることで、撮影体験をより充実に、そして快適に使える点が非常に魅力的です。

CLICKスイッチ

純正越えの機能「CLICKスイッチ」が搭載。

こちらは、フォーカスリングのクリック感を有り無しで制御が行えます。

一段変えるごとにクリック感を求める人は非常に多いので、必要な人やそうでない人に配慮されているこの設計は、ユーザー目線をしっかりと考えた設計だと言えます。

レンズ情報パネル

こちらも純正越え機能「レンズ情報パネル」。

表示できるのは全部で8種類あります。

一つの画面でこれだけの情報が見れるのはありがたいたいです。

  • 物体距離表示マーク
  • ABプリセット物体距離マーク
  • Fnアイコン
  • ABプリセット物体距離アイコン
  • 物体距離欄
  • 現在の物体距離表示
  • 絞り欄
  • 絞り表示マーク

アプリを使用することにより、情報パネルのカスタムが可能です。

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「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」の開封

箱の大きさにびっくり。

豪華な作りな箱を見ると、VILTROXの思いやこだわりを感じます。

付属品はレンズキャップ前後、レンズフード、ポーチになります。
ポーチの素材は丈夫な作りをしているので、レンズをしっかりと守ってくれそうです。

1300gということで、ずっしりくる重さです。
「LAB」がデザインされています。
これはPROシリーズよりも上に位置する品質で、VILTORXの最高品質を意味するマークとなっています。

マウント部には防塵防湿対策として、シーリングが施されています。
アップグレート用のType-Cポートがあるので、今後の品質向上に向けて用意されています。

「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」の外観

Sony α7RIIに装着してみました。

元々かなり大きいですが、レンズフードを付けるとさらにサイズアップします。

Sonyのミラーレスカメラは、ほぼ同じサイズで統一されているため、古い機種でも最新機種でも見え方は同等かと思います。

レンズの重量的に、カメラ側のグリップグリップを握った際の負担があります。
もしリグなどがあれば、そこそこバランスがとれそうです。

「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」の価格

各種通販サイトで¥144,000で販売されています。

以下のサイトから販売状況をご確認ください。

「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」の写真作例

Sony α7RIIに装着して撮影しました。

VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」のメリットとデメリット

メリットとデメリット、それぞれありますのでまとめてみました。

メリット

  • たくさんの機能が搭載されており、充実した撮影体験が可能
  • 純正よりも半額以下で購入できる
  • 綺麗なボケを出せる

デメリット

  • 重量があり、手首が疲れる
  • 純正よりもやや重め

最後に

純正を超える点が多いこのレンズは、もはや純正キラーと言えます。
「GMレンズがどうしても買いたい!」というこだわりがない限りは、圧倒的にこちらのレンズをおすすめします。
今後もLABシリーズが多く展開されていくと思うので、今後の登場するレンズに期待です。

以上、「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB FE」についてのご紹介でした。

他にもVILTROXレンズをご紹介していますので、合わせてご覧下さい。

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