今回はVILTROX様より、単焦点レンズ「VILTROX AF 50mm F2.0 Air」をご提供いただきました。
このレンズは、美しいボケと高精細な描写が魅力の一本。
シンプルな構造ながらも、写真の表現力を大きく引き上げてくれる優れたレンズで、ポートレートからスナップ、風景撮影まで幅広く活躍し、初心者でも扱いやすいのが特徴的です。
「軽いAF単焦点レンズを探していた」「細部まで描写できる解像力」
そんな要望を兼ね備えたレンズ、「VILTROX AF 50mm F2.0 Air」を開封から作例までご紹介していきます。
それでは早速本題にいきましょう!
「VILTROX AF 50mm F2.0 Air」について

焦点距離 | 50mm |
フォーカス | AF(オートフォーカス) |
対応撮像画面サイズ | フルサイズ |
絞り | 最小 f2.0 – 最大 f16 |
レンズ構成 | 9群13枚(ED低分散レンズ3 / 高屈折率レンズ4) |
絞り羽根 | 9枚 |
撮影距離 | 最短 0.51m – 最大 ∞ |
フィルター径 | 58mm |
マウント | Sony E、Nikon Z |
重さ | 205g(Nikon Zマウント) |
付属品 | レンズフード、フロントキャップ、リアキャップ、レンズポーチ |
「VILTROX AF 50mm F2.0 Air」は、中国の会社「VILTROX」から販売しているレンズになります。
2009年に中国の深センで設立された撮影用品のメーカーで、2018年からレンズ販売を開始しました。
VILTROXでは、現在あらゆる焦点距離を販売しているので、自分に合ったレンズを見つけることができます。
今回のレンズは、ポートレートやスナップ、風景撮影まで幅広く活躍する万能レンズです。
F2.0の明るい開放絞りにより、美しいボケ味を活かした印象的な写真が撮影でき、低光量の環境でもシャープな描写が可能となっています。
さらに、コンパクトな設計で持ち運びにも便利なため、日常の撮影や旅行のお供にも最適です。
現在VILTROXでは、Airシリーズという軽くて安価なレンズシリーズを展開しています。
過去に3つ紹介していますので、気になる方は合わせてご覧ください。
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「VILTROX AF 50mm F2.0 Air」の開封


VILTROXお馴染みの白パッケージ。




ウェルカムカード、説明付、レンズポーチ付きです。
安価なレンズほどレンズポーチが付いていないですが、VILTROXでは付いているのでとても親切。
説明書はホームページからご覧いただけます。


レンズフード、レンズキャップ(前後)も付属しています。
レンズフードは丸型で、切りかけはなし。




レンズフードがないとやや小ぶりに見えます。
ですが、これでフルサイズ、軽量、AF搭載なのだから驚きです。


大きなフォーカスリングが付いています。
質感はプラスチックですが、手触りは非常によく、チープさは感じさせません。


同じみのファームウェアアップデート用のType-Cの差込口が搭載。
あって当たり前になってきていますが、やはり搭載されているのは嬉しいです。
「VILTROX AF 50mm F2.0 Air」の外観




Nikon Z6IIに装着してみました。
Zマウントの純正レンズは大きめの設計が多いので、このレンズを装着すると、一気にカジュアルな雰囲気になります。
Nikon Z6IIのボディはAPS-C機に比べて比較的大きめなので、見た目のバランスが気になる方もいるかもしれませんが、実際に持ってみるとそこまで違和感はなく、むしろ「Z6IIを軽量システムにできる」という点がメリットになります。
それでいてフルサイズな点が非常に推せるポイントです。
「VILTROX AF 50mm F2.0 Air FE」の価格
各種通販サイトで¥32,900で販売されています。
以下のサイトから販売状況をご確認ください。
「VILTROX AF 50mm F2.0 Air」の写真作例
Nikon Z6IIに装着して撮影しました。
















「VILTROX AF 50mm F2.0 Air」のメリットとデメリット
メリットとデメリット、それぞれありますのでまとめてみました。
メリット
- コンパクト&軽量で持ち運びがラク
- 汎用性の高い50mmの焦点距離
- 価格が手頃でコスパが良い
デメリット
- F2.0だと夜間撮影でISOを上げる場面もある
- 競合レンズが多く、他の選択肢が豊富すぎる
最後に
50mmを使うと、ただ被写体を「記録する」だけでなく、「どう撮るか」を考える楽しさが生まれます。
ズームがないからこそ、自分の足で動き、角度を工夫し、光を意識する、そんな体験が写真の魅力をより深く感じさせてくれます。
このレンズのF2.0は、背景をふんわりぼかしながらも被写体の輪郭をしっかりと引き立て、シャープさと柔らかさの絶妙なバランスを実現していました。
以上、「VILTROX AF 50mm F2.0 Air」についてのご紹介でした。
他にもVILTROXレンズをご紹介していますので、合わせてご覧下さい。
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