日常写真から作品作りまで使える単焦点レンズ「Meike 35mm F2」実写レビューと作例紹介

今回はMEIKE様から、AF単焦点レンズ「Meike 35mm F2」をご提供いただきました。

安価なのに、優れた品質で作られているこのレンズは、サードパーティレンズの底力を見せつけてくれる一品です。

「NIKKOR Z 35mm f/1.8Sよりも安く購入したい」「一本でたくさんのジャンルを撮りたい」そんな要望を兼ね備えたレンズ、「Meike 35mm F2」を開封から作例までご紹介していきます。

それでは早速本題にいきましょう！

「Meike 35mm F2」について

「Meike 35mm F2」は、香港の会社「MEIKE」から販売しているレンズになります。

香港を拠点とし、研究開発、製造、販売部門を統合したテクノロジー研究開発企業です。

ヨーロッパ、アメリカ、東南アジア、日本、韓国、中東など数十国と地域で幅広く展開し、高い評価を　受けている、今まさに勢いあるメーカー。

スチル撮影のレンズの他にも、シネマレンズも販売されている為、動画クリエイターからも注目されています。

普段使いには非常に取り回しの良い焦点距離35mmとなります。

風景、ポートレート、ダイナミックな建築物どの撮影にも比較的に安定して撮影可能です。

材質がプラスチック製となりますが、肌触りが少しザラザラする感じで手で触った際のフィット感は抜群です。

「Meike 35mm F2」の開封

エンボス加工が施された箱で、小さいところからのこだわりが覗えます。

右下にはSE seriesのマークが記載されています。プロシリーズとは異なりますが、お手頃価格で、性能が保証されています。

レンズキャップ(前後)、レンズフード、説明書、保証カードが付いています。

（写真には写っていませんが、実際にはちゃんと付属されています）

説明書については、日本語表記がされていません。

翻訳アプリでサクッと検索できる時代ですので、たいして問題ではないと思います。

軽量化を意識して作られているようですが、チープな感じもせずしっかりと作りこまれています。

重量は300gとなっており、カメラ装着時に前に倒れこむことありません。

マウント部は金属で作られており、ファームウェアアップデート用の差込口（Type-C）が付いています。

純正でプラスチック製のマウントがありますが、非常に不安になるので金属素材は結構嬉しいポイントです。

このレンズにはAF、MFの切り替えスイッチがありどちらでも楽しむことができます。

気になるAF速度ですが、平均よりも少し早いかなくらいの印象です。

AF機構はSTM（ステッピングモーター）なので、動作する際に少し音が出ます。

「Meike 35mm F2」の外観

Nikon Z6IIに装着してみました。

ダークグレーな色で、尚且つマットなざらざら加工が施されているので、堅牢な力強い見た目になっています。

鏡筒の長さもちょうどよく、全面に出すぎないのが扱いやすい点です。

「Meike 35mm F2」の価格

価格は＄159.99で、日本円で￥23,838（1＄＝149円）で販売されています。

現在Amazon（日本）、楽天、ヤフーショッピングでは未発売です。

現在は公式ホームページ、またはAliExpressのみの販売となります。

「Meike 35mm F2」の写真作例

Nikon Z7とZ6IIに装着して撮影しました。

「Meike 35mm F2」のメリットとデメリット

メリットとデメリット、それぞれありますのでまとめてみました。

最後に

低コストでもしっかりとした画像を作り出してくれるこのレンズ性能には脱帽です。

一つのジャンルに限らず幅広く撮れるこの35mmは、一本持っておくだけでたくさんの場面で活躍します。

もし純正レンズの購入に迷っていたら、是非このレンズを手に取ってみてください。

おそらく十分満足できる仕上がりになっています。

以上、「Meike 35mm F2」についてのご紹介でした。

他にもMEIKEレンズをご紹介していますので、合わせてご覧下さい。

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