【撮影テクニック】これさえ押さえれば夜のポートレート撮影が上手く撮れるコツ3選

皆さんはポートレート撮影と風景撮影どちらが好きですか?

私はどちらかというと、風景撮影の方が好きです。

そんな私ですが今回、夜間で使えるポートレート撮影のコツ3選をご紹介していきます。

それでは早速本題にいきましょう!

絞りは常に開放値

絞りを開放で撮影することは、夜間に関係なくおすすめです。

この設定で撮影することにより、背景がさらにボケ、被写体が目立つようになります。

ただし「背景に絶景などを映したい!」という場合は、ある程度F値を上げる必要があります。

夜間の場合は、絞りを低くすればするほど明るさが上がるので、ISOの上げすぎ(画質劣化)やシャッタースピード下げすぎ(手ブレ)の抑制になります。

マニュアルモードで撮影

それぞれ設定は、絞り→シャッタースピード→ISOの順番に行いましょう。

まず絞り値に関しては、先ほど説明した点を踏まえて設定します。

次にシャッタースピードは、車のヘッドライトやテイルランプの軌跡といった特殊なものを加えない限りは、1/(焦点距離)秒で設定する。※例えば焦点距離50mmのレンズの場合は1/50で設定

ようやく最後に、ISO設定をします。

ここでは前述の設定をしたときに、足りない明るさを補うよう設定しましょう。

光源は街灯や電光掲示板で補う

暗所撮影で出てくる問題としてあるのが、露光量不足です。

RAW現像である程度カバーすることはできますが、それでも難しいことがあります。

その場合は、街灯や電光掲示板などの付近で撮影すると、沢山光を取り込むことができます。

街灯の明かりを入れて撮影する場合に、おすすめなフィルターも紹介していますので合わせてご覧ください↓

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夜ポートレート作例

まとめ

暗所撮影はピントが合いづらいことや、ISO低下によるザラツキでせっかくの写真が台無しになったりします。

風景撮影であれば、また同じ場所に来てリベンジできますが、ポートレート撮影ではそうはいきません。
そんなことが起きないよう、今回ご紹介した点を踏まえて撮影してみてください。