最近再燃しているフィルムカメラ。年齢が若い方でも、あえて時代の流れに逆行して使い始めている人がいます。
そこで今回は「Nikon F3 HP」についてご紹介します。
このフィルムカメラは、長い年月が経った今でも貴重な一眼レフと販売されています。
それでは早速本題にいきましょう!
「Nikon F3 HP」について
「Nikon F3 HP」のスペック

形式 | 電子制御式35mm一眼レフカメラ |
撮影モード | 絞り優先・マニュアル |
露出計 | 中央部重点開放測光 |
シャッター | 8秒〜1/2000秒、バルブ、タイム チタン幕横走りフォーカルプレーンシャッター 緊急用1/60秒機械式シャッターあり 作動時間10秒のセルフタイマーあり シンクロ速度1/80秒 |
電源 | ボタン電池のSR44 or LR44 2個 |
対応レンズ | ニコンFマウント 完全に対応:Aiレンズ、Ai-Sレンズ、AiAFレンズ ※非Aiレンズは機能制限あり ※絞り環がないGレンズは使用不可 |
ファインダー | 交換式 視野率75% |
大きさ | 幅148.5mm x 高さ96.5mm x 奥行65.5mm (ボディ) |
重量 | 約700g(ボディ) |
「Nikon F3 HP」の詳細

「Fシリーズ」はNikonの中でプロ仕様フィルム一眼レフになります。
Fシリーズの特徴として、トップクラスの信頼性と頑丈さから、報道カメラマンや戦場カメラマンに愛用されていました。
販売台数はなんと80万台以上。当時は高価な機種でしたが、製造数から分かる通り大ヒット商品だったようです。
そんなNikon F3が発売したのは1980年3月から。
以来20年近く改良を続けながら生産され、その中で今回ご紹介するファインダーを改良したF3 HPが誕生しました。
「Nikon F3 HP」は「Nikon F3」のファインダーの倍率を0.75倍に変更したことにより、眼鏡をかけた状態でもファインダーが見やすい設計になりました。
なのでその他の機能自体はほぼ同一になります。
露出計が付いているので、初めてフィルムカメラを使う方でも扱いやすい設計になっています。
「Nikon F3 HP」の外観

オールブラックでデザインされたこのNikon F3は、質感も所有欲も満たしてくれる一品です。
ほとんどが金属で作られているため、そこそこの重量ですが実際の撮影ではそこまで気にならないレベルです。
同じ世代の、Ai Nikkorシリーズとの組み合わせは最高に相性がいいです。
装着されているレンズは過去記事にて紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。
過去の24mm、35mmとNikonオールドレンズシリーズをご紹介してきましたが、今回のレンズはさらに一段と優れものです。 今回はそんな色褪せない最強と言ってもいいレンズ「Ai NIKKOR 50mm f1.4」をご紹介していきます[…]
「Nikon F3 HP」の価格


状態にもよりますが、だいたい¥5,0000~¥100,000で販売されています。
下のボタンから「Nikon F3 HP」を探してみて下さい。
もしかすると状態がいいものや、格安で出品されているものがあるかもしれません。
「Nikon F3 HP」の作例
使用レンズはAi NIKKOR 50mm f1.4とAi NIKKOR 35mm f2.8Sで、フィルムはLomography Color Negative 35mm ISO 100になります。
























最後に
いかがだったでしょうか?
フィルムカメラは、デジタルカメラと違って出来上がりの写真が独特で非常に楽しいものです。
さらにカメラの素材や質感も楽しめる最高の一品です。
Nikon F3 HPは実用的な機能と、その見た目にほれ込むこと間違いなしのカメラと言えます。
フィルムカメラ選びに迷ったらこのカメラを是非試してみてください!