次々と販売される高性能レンズ。なかなか金額が高くて手が出しづらいですよね。
そんな時におススメなのが、お財布に優しいオールドレンズ。
ミラーレスが主流な時代になって、オールドレンズも使いやすいアイテムへと変わりました。
マウントアダプターを介して、フィルム時代のレンズを使えば独特な表現やどこか懐かしい撮影を楽しむことができます。
今回はまだまだ前線で活躍できる「Ai NIKKOR 24mm f2.8」についてご紹介します。
「Ai NIKKOR 24mm f2.8」について

焦点距離 | 24mm |
絞り | 最小 f2.8 – 最大 f22 |
レンズ構成 | 9群9枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
撮影距離 | 最短 0.30m – 最大 ∞ |
フィルター径 | 52mm |
マウント | Nikon F |
重さ | 270g |
1977年に発売となかなか古いですが、Nikonカメラ用として今でも優れた手動フォーカス広角レンズです。
フィルム時代のレンズなので、もちろんフルサイズ対応。
フォーカス リングはゴム引きされており、約180度スムーズに回転します。
ピントを合わせると後玉が回転する仕組みです。
フレーム中央は、f2.8からでも非常にシャープな描写を写し出してくれます。
広角なので周辺部の歪みがあり、フレームの端は中央よりもシャープさが少しおとります。
Aiの場合は、一番手前の最小絞りの色が白です。
Ai-sの場合は、一番手前の最小絞りの色がオレンジです。
「Ai NIKKOR 24mm f2.8」の価格
フリマサイトやオークションサイトでは、だいたい¥5,000~¥10,000で取引されています。
オールドレンズなので、もちろん中古になります。
下のボタンから「Ai NIKKOR 24mm f2.8」を探してみて下さい。
もしかしたら状態がいいものや格安で出品されているものがあるかもしれません。
「Ai NIKKOR 24mm f2.8」の外観

フィルムカメラのNikon F3 HPに装着してみました。
フィルム時代のレンズなためか、見た目が非常によく合います。
Fマウントなので現在も販売されている一眼レフD850やD780、マウントアダプターを使えば他社製品のカメラでも使用が可能です。
「Ai NIKKOR 24mm f2.8」の作例
今回はNikon Z7にFTZ(マウントアダプター)を介して撮影しました。









「Ai NIKKOR 24mm f2.8」のまとめ
最新レンズほどの高い解像感は得られませんが、解像不足は特に気になりませんでした。
APS-C機で使用しても、35mm程度の焦点距離で使えるのでとても重宝します。
みなさんも是非お試しあれ。
別記事にてNikonオールドレンズまとめをご紹介していますので合わせてご覧ください。
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