タイのアユタヤにある「ワット・マハタート」をご存じでしょうか。
タイのアユタヤに位置する「ワット・マハタート」は、その壮大な歴史と美しい風景から、多くの人々を魅了する写真スポットです。
この寺院は、かつては黄金に輝く塔がそびえ立ち、栄華を誇っていましたが、ビルマ軍の侵略により廃墟と化しました。
しかし、その廃墟の中には、歴史の断片として残された仏像の頭や崩れた壁などが、今もその姿を見せています。
今回はそんな写真スポット「ワット・マハタート」についてご紹介します。
場所
名称 | ワット・マハタート |
営業時間 | 08:00〜18:00 |
入場料 | 入場料50฿(約200円) |
住所 | Tha Wasukri Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 |
私はアユタヤ駅を降りたら、近くにあるバイクレンタル店へ向かい一日レンタルをしました。
レンタル時は観光マップを渡され、おススメの場所も教えてくれました。
現地で移動する際はバイクか自転車が必須になります。
ただし観光スポットとの間隔がかなりあるので、炎天下の中での自転車移動は大変です。
そんな時は移動もスムーズでストレスフリーなバイクがおススメです。
一日レンタルの相場は自転車は50฿(約200円)、バイクは200฿(約800円)で借りられます。
バンコクと比べて運転はみなさんのんびりなので、バイク運転はそこまで危なくないです。
ワット・マハタートについて

ワット・マハタートの建立時期については、異なる説が存在します。
一つの説では、13世紀に2代ラーメスアン王(ラーマ2世)によって建てられたとされています。
この説では、1369年から1370年の間に建立されたとされています。
しかし、別の説では、3代ボロム・ラーチャティラート1世(ラーマ3世)によって建てられたと主張されており、建立時期は1370年から1388年の間とされています。
かつては、ワット・マハタートの塔は黄金に輝き、美しい寺院として栄えていました。
しかし、ビルマ軍の侵略により、この寺院は廃墟と化しました。
その結果、今では木の根の間に埋め込まれた仏像の頭や、頭部のない仏像、崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台が残るのみとなっています。
1956年に行われた修復作業の際、ワット・マハタートの塔の跡から数々の貴重な遺物が発見されました。
その中には、黄金仏や宝飾品などが含まれており、これらの遺物は現在、チャオサムプラヤー国立博物館に展示されています。
修復作業は寺院の一部の再建にも取り組まれましたが、多くの部分は廃墟として残されています。
バンコク市内から行く場合

バンコク市内から行く場合は、鉄道が安価でおススメです。
片道は15฿(約60円)で乗車時間は2時間くらいで行くことができます。
私の場合はフアランポーン駅から乗車しました。
他にはクルンテープ・アピワット中央駅からも乗車できます。
どちらもMRT(地下鉄)から乗れるのでアクセスしやすいです。
写真




最後に
この寺院は独特な風景や破壊と再建の物語性を写真で捉える絶好の被写体です。
木の根に埋まった仏像や崩れたレンガの壁は、歴史と時間の流れや美しさを写真に収めることができます。
きっと写真を通じて、この寺院の魅力と深い歴史を、見る人へ伝えることができると思います。
以上、「ワット・マハタート」のご紹介でした。