【カメラ初心者向け】海外旅行でのレンズ保管にはジップロックとシリカゲル!使い方と効果について解説

みなさん、海外旅行中にカメラやレンズの湿気対策をちゃんと行っていますか?

数日間の旅行で気にする必要なんてないんじゃない?」このように思った方も多いのではないでしょうか。

私もカメラを始めたての頃は、同じような感覚で特に気にせずバッグに入れていました。

ですが、そこには大きな落とし穴があります。

今回は、意外と知られていない海外旅行での効果的なレンズ保管の方法ジップロックとシリカゲルの活用法」について詳しく解説します。

それでは早速本題にいきましょう!

旅行中でもレンズはダメージを受けている

まず前提知識として必要なのが、海外旅行ではレンズへの負担が大きい瞬間が度々あります

シチュエーションとしては以下のような場面があります。

  • 機内から暑い地域に到着した際
    →機内の低い室温と、到着先との寒暖差で湿気が発生
  • 暑い環境から寒い環境へ移動した際
    →デパートなどに入ると、クーラーが低温なので寒暖差で湿気が発生
  • 突発的なスコール
    →日本でも同様、湿度上昇によってカメラやレンズへの影響あり

特に海外旅行(暑い地域)では、これらのダメージがよく発生します。

そこで、使わない時のレンズの保管方法が重要になります。

それがジップロックとシリカゲルの組み合わせです。

では実際に、どのように使っていくか見ていきましょう!

海外での効果的な保管方法「ジップロック&シリカゲル」

ジップロックとシリカゲルは、長期旅行中におけるレンズ保管の頼れる組み合わせです。

ジップロックは防水性があり、外部の湿気や埃からレンズを守ります。

さらにシリカゲルは湿気を吸収し、カビや錆びの発生を防ぎます。

一緒に収納することで、しっかりと湿気対策された保管環境を作り出すことができます。

手順1:ジップロック&シリカゲルを買う

ジップロックはDAISOで購入したもので問題ないです。完璧な密封性を求めるのであればジップロックを購入しましょう。

シリカゲルはAmazonで販売している複数入ったお得なパックがおすすめです。

もし効果がなくなっても、電子レンジで温めることにより復活します。

下記から販売状況をご確認ください。

手順2:

用意したジップロックに、旅先に持っていくレンズとシリカゲル(1つ)を入れて密封しましょう。

これでレンズの内部に湿気が届かなくなり、性能不良を食い止めることができます。

基本旅先でレンズを使用しない時は、この状態で保管するよう心がけましょう!

その他注意する点

ジップロックとシリカゲルの組み合わせをご紹介しましたが、他にも常に注意しておくべきことがあります。

使わない時はレンズキャップを閉める

基本中の基本ですが、使わない時はレンズキャップを閉めておきましょう。

これによって、レンズの表面を傷つけたり、埃や汚れを避けることができます

また、ミラーレスカメラだとレンズキャップを閉めないだけで故障の原因になることも…。別記事にて詳しく解説していますので、そちらもチェックしてください!

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直射日光が当たる場所に長時間放置しない

レンズは直射日光に長時間さらされると、劣化が進みます。

そのため、使わない時は直射日光の当たらない場所に保管しましょう。

先ほどご紹介したジップロックを使用する方法も、日光が直接当たる場所には置かないように注意しましょう。

最後に

いかがだったでしょうか?

カメラのレンズはその性質上、繊細であり、適切な保護が必要になってきます。

海外旅行では特に、予期せぬ状況や天候に備えることが重要です。

ジップロックとシリカゲルを活用し、使わない時の保管に気を配ることで、カメラのレンズを安全に保つことができるでしょう。

せっかくの楽しい海外旅行で、レンズへの不良を起こして悲しい思い出にならないよう、しっかりと対策して向かいましょう!