画質を向上させるために最も簡単な方法は、シャープネスにすることです。
風景、ポートレート、商品写真どの撮影においても、被写体を際立たせるためにはディテールが必要です。
この記事では、鮮明な画像を取得するために知っておくべきことを8選をご紹介します。
レンズを綺麗に保つ

まずは簡単な修正から始めることをおススメします。
鮮明な写真を撮るには、綺麗に保つ必要があります。
外に持ち出せば、ほこり、雨のしぶき、手の油分でガラスが汚れてしまいます。
ブロアー、レンズペン、クリーニングクロスを使って、レンズとフィルターを使い綺麗な状態を保ちましょう。
手ぶれ補正を使う

この機能を使うことによりカメラを持ったときに発生するわずかなブレを打ち消すことができます。
特にマクロ撮影や望遠ズームレンズを使用する場合は、手ぶれ補正が絶対に必要です。
手ぶれ補正をオフにする場面は、三脚を使用して長時間露光撮影を行う場合です。
逆に手ぶれ補正がブレを引き起こす原因になります。
三脚を使用する

暗い場所での撮影、長時間露光を使用する場合に重要です。
理由としては手振れ抑制とISO感度を最大まで下げれる利点があるからです。
レンズの焦点距離を調べて、対応するシャッタースピードを見つける必要があります。
50mmの焦点距離の場合は1/50で手持ち撮影可能です。
ですがそれよりも遅い1/25は手振れする可能性があるので三脚を使用しましょう。
暗所撮影でISO感度は無理に下げない

夜間や屋内撮影の場合どうしてもISOを上げざるを得ない場面があります。
ですが極力抑えて撮影しましょう。
ISO感度が高いと大量のノイズが発生し、後からの編集でも除去が困難になります。
ただし下げたことによりブレが生じる場合は、しっかりとシャッタースピードとISO感度を上げましょう。
ブレは編集ソフトで多少は直せますが限度があります。
明るい時はISO感度をなるべく下げる

一方で、明るい環境での撮影中にISO感度が高すぎると、画像に歪みが発生します。
自動ISO設定だとこの原因が起こりやすいので手動設定にしてみましょう。
ただし黒つぶれ、白とびが起きないようISOを調整してあげてください。
機種によってはモニターにヒストグラムを表示できるので確認しながら撮影するのも効果的です。
速いシャッター スピードを使用する

シャッタースピードが速いと、手ブレやモーションブラーが大幅に減少します。
遅く撮影する理由がない場合はなるべく早い速度に設定しましょう。
適切なシャッタースピードは決まっていないです。
速いシャッタースピードを使用するとシャープな写真と鮮明な画像を全体的に写し出せます。
バーストモードで撮影する

バーストモードでの撮影は、鮮明な画像を得る優れた隠し技です。
バーストモードでは、シャッターボタンを押し続けることで複数の写真を撮ることができます。
つまりその中から、最適にフォーカスされた画像だけを選べばブレもなく非常にシャープネスです。
ただしデメリットが2つあります。
- RAW撮影の場合、大容量のメモリカードが必要になる
- カメラ本体の寿命を短くする
レンズの最適なF値を見つける

すべてのレンズで言えることですが、よりシャープネスに写る値があります。
だいたいがF4~F8が良いとされています。
もし判断ができない場合はF6が安定しているのでおススメです。
最後に
素晴らしい写真にはシャープさが欠かせません。
今回ご紹介したコツで、より鮮明にシャープネスな写真を撮ることができます。
ぜひ参考にしていただければと思います。