風景写真と言えば、度々登場するカメラ三脚。
普段から使用している人も多いのではないでしょうか?
しかし私の場合、風景写真では基本カメラ三脚を使いません。
理由としては様々ですが、ことの発端は三脚の破損によるものでした。
そこから数年間三脚なしで撮影を続けてあることに気が付きました。
この記事では、その気づいた点、手持ち撮影と風景撮影の相性について語りたいと思います。
✓この記事はこんな人におすすめ!
- 三脚を買うか迷っている人
- 毎回荷物が多くなる人
- 風景撮影が多い人
それでは早速本題にいきましょう!
そもそもカメラ三脚とは?

カメラ三脚は、カメラを安定させるためのアイテムです。
通常、三本の脚と中央に取り付けられた支柱から構成されています。
カメラを取り付ける部分は可動式で、角度や高さを調整することができます。
カメラ三脚は、長時間露光や安定した撮影ポイントが必要な場面で使用されます。
特に風景写真や夜景写真など、高い画質と安定性が求められるシチュエーションでは欠かせないアイテムだったりします。
手持ち撮影と風景写真の相性
数年間風景写真をしてきた私の経験ですと、手持ち撮影を選択することは三脚を使用するよりも、利点が多くあります。
では実際に、どんな利点があるかをご紹介していきます。
手持ち撮影は写真の制限を受けにくい

カメラ三脚を使用する場合、撮影ポイントが制限されることがあります。
例えば、山岳地帯や海岸などの安定しない場所での撮影では、三脚の設置が難しい場合です。
風景写真では、時に素早く場所を移動しなければならないこともありますが、手持ち撮影ならばそのような制限を受けません。
撮影ポイントや角度を自由に変えることができるため、瞬時にその時の状況に応じて臨機応変に撮影することができます。
その結果、より多様な風景写真を逃すことなく撮影することができます。
手持ち撮影は荷物の軽量になる

風景写真を撮影する際、持ち運ぶ機材の重量は重要な点です。
カメラ三脚は頑丈で安定性がありますが、その分重くてかさばります。
特に、アウトドアでの撮影や旅行先での風景写真撮影では、荷物の軽量化が重要です。
カメラ三脚を持ち歩くと、他の必要な機材や持ち物のスペースを圧迫してしまいます。
一方で、手持ち撮影ならば、カメラとレンズだけでシンプルに持ち運ぶことができます。
これにより、より自由な動きが可能となり、撮影エリアを広げることができます。
また、急な場面での撮影や移動中の撮影もスムーズに行うことができることから、私は手持ち撮影の場面が多いです。
荷物の軽量化は、より快適で効率的な撮影を実現するためには必要条件だと考えています。
手持ち撮影は案外なんでも撮れる

今の時代は、手持ち撮影で事が足りること多いです。
理由として、カメラやレンズ機能にある手振れ補正で十分カバーができるだからです。
つまり、光量が足りない夜間撮影でも、手持ち撮影でブレのない写真を撮ることができます。
ただし、長時間露光撮影などは、三脚がないとほぼ不可能なので注意が必要です。
まとめ
カメラ三脚が必要ないかもしれないという新たな視点から風景写真の撮影を私なりの経験から考えてみました。
それでは最後にまとめです。
✓風景写真を手持ち撮影にすることで得られること
- 写真の制限を受けにくい
- 荷物の軽量になる
- 案外なんでも撮れる
最後に
いかがだってでしょうか?
風景写真を撮影する際、カメラ三脚が必要不可欠だという固定観念にとらわれることなく、手持ち撮影の可能性を探ってみることが良い写真を生み出す手助けになってくれると思います。
結局はこれを読んでいるあなたが、自身の撮影スタイルや環境に合わせて、最適な方法を見つけることが最終的に必要です。
風景撮影で本当に三脚が必要なのか、改めて考え直して効率の良い撮影に挑みましょう!
過去記事にて、風景撮影と50mm単焦点レンズの組み合わせについても書いていますので、気になる方はぜひそちらもご覧ください。
皆さんは風景撮影をするときに、どの焦点距離を使っていますか? 風景写真では、一般的に使うレンズは広角だと思っている人も多いと思います。 しかし、私の場合は数年間にわたり、単焦点レンズ50mmを使って風景写真を撮り続けてきました[…]