開放F2のAPS-C 超広角単焦点レンズ「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」実写レビューと作例紹介

今回は、2024年1月12日(金)に発売した、「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」をご提供いただきました。

超広角レンズでF値が2.0に対応したこのレンズは、幅広い分野で活躍できます。

手頃に超広角レンズを始めたい」「F値が明るい超広角レンズが欲しい

そんな要望を兼ね備えたレンズ、「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」を開封から作例までご紹介していきます。

それでは早速本題にいきましょう!

「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」について

焦点距離10mm(35mm判換算焦点距離:15mm相当)
フォーカスMF(マニュアルフォーカス)
対応撮像画面サイズAPS-C
絞り最小 f2 – 最大 f16
レンズ構成10群13枚
絞り羽根8枚
撮影距離最短 0.25m – 最大 ∞
フィルター径72mm
マウントSony E、Nikon Z、Canon RF、マイクロフォーサーズ、富士フイルムX
重さ360g(Nikon Zマウント)
付属品フィルターホルダー、フロントキャップ×2、リアキャップ

TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」は、中国の会社「銘匠光学」から販売しているレンズになります。

日本では「株式会社焦点工房」様が代理店として販売を展開しています。

こちらの代理店では私もよく愛用している、マウント変換アダプターや各種カメラアクセサリを販売しています。

開放F2ということで、超広角レンズとしてはかなり明るめのレンズです。

焦点距離は10mm(35mm換算で15mm)とかなり広角なため、絶景や大きなビルでの撮影で大活躍してくれます。

それでは開封から見ていきましょう!

「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」の開封

TTartisanではお馴染みのグレー色の箱です。

開封するとに、取扱説明書と乾燥剤が一緒に入っています。

フィルターホルダー装着

フィルターホルダー未装着

レンズキャップは2種類あり、フィルターホルダー装着時と脱着時でそれぞれに対応したキャップが用意されています。

フロントキャップは金属性のねじ込み式とゴム素材の押し込み式、リアキャップは押し込み式が付属しています。

金属鏡筒の463g、手に持つとずっしりとした感覚です。

質感はかなり上質な印象です。

フロントレンズ部は、少し突出している形状になっています。

レンズフィルターの装着は、非対応になっているので少し取り扱いに注意が必要かもしれません。

マウント部は、ブラック色に施された金属製で、モダンな雰囲気です。

対応マウントは、全部で4つ用意されています。

このレンズは、Nikon Zマウント用が装着されています。

「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」の外観

Nikon Z7に装着してみました。

金属製なので、Nikon Z7との相性もバッチリで高級さが一段上がった風貌になりました。

印字に使用されている赤色と、Nikonカメラに使われている配色が非常にマッチしています。

「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」の価格

各種通販サイトで¥27,340で販売されています。

以下のサイトから販売状況をご確認ください。

TTArtisan 10mm F2 超広角レンズ APS-C 105°画角 軽量 25cm撮影距離 風景、建築、天体撮影に最適 (Zマウント)
created by Rinker
TTARTISAN

「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」の撮影テスト

それぞれの絞り値でテストしてみました。

ピントは中央に合わせています。

周辺部

まずは左上周辺部のビルで、撮影結果を確認していきます。

周辺減光は、F4で解消します。

解像力はF8から上がり、F11で安定してるようです。

中心部

次に中心部を見ていきましょう。

F2.8から解像力は安定していきます。

F8では少しボヤっとする印象です。

「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」の写真作例

Nikon Z7に装着して撮影しました。

TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」のメリットとデメリット

メリットとデメリット、それぞれありますのでまとめてみました。

メリット

  • 超広角なのに明るいレンズ
  • 写真だけではなく動画でも活躍
  • APS-Cサイズでも、15mm(35mm換算)という広角域

デメリット

  • フロントキャップの脱着時、フィルターホルダーが一緒に外れる
  • 周辺減光が少し発生

最後に

超広角レンズなのに、F2の明るさによってかなり取り回しが良いレンズでした。

背景ボケで活躍というよりかは、夜でも手撮り撮影ができる点が魅力的です。

APS-Cサイズのいうことで、手軽に広角レンズを試すことが可能なのでお試しで購入してみるのもありかと思います。

以上、「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH」についてのご紹介でした。

今回紹介したレンズはこちら

TTArtisan 10mm F2 超広角レンズ APS-C 105°画角 軽量 25cm撮影距離 風景、建築、天体撮影に最適 (Zマウント)
created by Rinker
TTARTISAN