みなさん風景撮影の際、持ち歩くレンズはどんなものですか?
ここで望遠レンズを使っているという方は、「風景撮影は望遠レンズの方が良い写真が撮れるじゃん!」このように思った方も多いのではないでしょうか?
その考えは間違ってるとは言いませんが、私の場合、単焦点レンズ50mmの組み合わせこそバランスが取れていると考えています。
ではなぜ、風景撮影に単焦点レンズ50mmが適しているのか、どんな利点があるのかを詳しく説明していきます。
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それでは早速本題にいきましょう!
望遠レンズとは?

望遠レンズは、主に遠くの被写体を拡大して撮影するために使用します。
被写体を近くに引き寄せることができるので、遠くにある被写体をクリアに撮影することが可能になります。
シチュエーションとしては、動物やスポーツイベントなどの遠くにある被写体を撮影する際に活躍します。
望遠レンズと風景写真の相性は良くない?

一見、風景写真を撮る際に望遠レンズが便利に思えますが、実はそうでもありません。
なぜなら、望遠レンズは被写体を引き寄せることに特化しており、風景全体を捉えることが難しいからです。
また、望遠レンズを使うと景色の奥行きが失われ、写真全体が平坦になってしまうこともあります。
もし望遠を使うとすれば、野鳥撮影や飛行機、ポートレート撮影などがおすすめです。
なぜ風景写真は単焦点レンズ50mmなのか?
望遠レンズは、風景撮影に向いていないということが分かりました。
では風景撮影には、どのレンズが向いているのか?
それは単焦点レンズ50mmです。
では実際に、その具体的な理由を見ていきましょう。
人間の目線と同じ画角

風景写真を撮る際には、視覚的な臨場感を表現することが重要です。
単焦点50mmレンズは、人間の視野に最も近い焦点距離を持っており、写真をより自然な目線で捉えることができます。
これにより、観る人が写真に没入しやすくなります。
広角レンズは、ダイナミックに撮影することができますが、人間の目で捉えられる範囲を超えているため非日常的です。
その場のリアルさを追求できることができるのは、圧倒的に50mmです。
広すぎない画角

50mmレンズは、広すぎず狭すぎずの画角を持っています。
これにより、風景全体を捉えるのに適した画角を保ちながら、被写体を引き立てることができます。
もし50mmレンズがない場合は、40mmや55mmでもほとんど差はないので代用してみてください。
単焦点と50mmの組み合わせが強い

単焦点レンズは、シンプルで使いやすい構造を持っています。
焦点距離が固定されているため、撮影者は被写体を意識しながら構図を考えることができます。
さらにズームレンズに比べて、より繊細で綺麗に写ります。
中でも50mmレンズは、風景写真に最適な焦点距離ということで、単焦点50mmのいう組み合わせがおすすめです。
風景撮影こそ軽量に

風景撮影は、綺麗なビーチから過酷な雪山まで様々です。
そこで、どんな環境でもレンズの重さは常に課題になります。
望遠レンズやズームレンズだとどうしても重さが気になりますが、単焦点レンズはどれも比較的軽いです。
写真撮影や移動に、身体への負担を減らすことも、重要な要素ということを忘れないようにしましょう。
まとめ
なぜ50mmレンズが風景撮影におすすめなのかまとめていきます。
- 人の目線に近い画角や自然な視覚効果を生み出すことができる
- 広すぎない画角で扱いやすい
- 綺麗に写る単焦点、人の視野に近い視野が相性抜群
最後に
いかがだったでしょうか?
シンプルな50mmレンズを使うことによって、風景写真の魅力を最大限に引き出すことができます。
もし購入を迷っている方は、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
別記事にて、風景撮影は広角レンズよりも50mm単焦点レンズがおすすめという記事も公開していますので、気になる方は合わせてご覧ください。
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