写真を撮るにあたって、普段何を参考にしていますか?
写真撮影はアートの一環ですが、時には新たなアイデアが必要です。
そんな時に私が参考にしているのが、ミュージックビデオです。
本記事では、写真表現のヒント「ミュージックビデオ」について、その理由を具体的な実例とともに解説します。
✓この記事はこんな人におすすめ
- 同じような写真ばかりになる
- 参考にするイメージが特にない
- 自分の作りたい表現が定まらない
それでは早速本題にいきましょう!
よくある写真作りの方法

一般的な写真作りに参考にするのは、人それぞれですがここでは、世間一般的にあるパターンを候補に挙げてみます。
- SNSで他の人の写真を参考にする
- コンクールで受賞した写真を参考にする
- 写真集で載っている写真を参考にする
ここに列挙したものが、よく参考にする時に使う媒体だと思います。
当然ながら、これらを参考に写真作りを行うことは間違いありませんが、これでは似たような写真の量産になります。
そこで活躍するのが、今回注目して欲しい「ミュージックビデオ」です。
では実際に、どんな写真作りの参考になるのか見ていきましょう!
写真作りになぜミュージックビデオが良いのか?
なぜミュージックビデオが参考になるかここからは具体的に見ていきましょう。
まずはなぜおすすめするのかをまとめます。
- ミュージックと映像が結びついている
- 周りの写真と一味違った表現になる
- 好きなミュージックだと写真作りに落とし込みやすい
- レタッチの参考になる
ミュージックと映像が結びついている

ミュージックビデオは、音楽と映像が一体となった表現です。
アーティストのメッセージや感情が音楽と共に映像に込められています。
これを写真に取り入れていくことで、より深い意味を持つことができます。
例えば、アーティストの表情や動きからインスピレーションを得て、被写体の表情やポージングに工夫を加えることができます。
周りの写真と一味違った表現になる

ミュージックビデオの世界はクリエイティブな表現が豊富です。
そのため、他の写真家がなかなか手がけないユニークなアイデアや、構図を見つけることができます。
つまりこれを参考にすることで、あなたの写真が他と差別化され、新鮮な印象を与えることが可能です。
私も実際に取り入れてから、写真の雰囲気はガラッと変わりクリエイティブさも向上しました。
好きなミュージックだと写真作りに落とし込みやすい

自分の好きなミュージックは、感情や思い出と深く結びついています。
つまり、この感情を写真に表現することで、さらに良い作品が生まれるのです。
例えば、特定の曲を聴きながら撮影することで、その音楽が生み出す雰囲気やエモーションを写真に反映させることができます。
レタッチの参考になる

ミュージックビデオは美しく仕上げられた映像が多く、その表現を写真のレタッチにも活かせます。
カラーグレーディングやトーンの調整など、映像編集で使われるテクニックを写真に応用することで、周りとは違う上質な仕上がりを作ることができます。
ミュージックビデオの選び方
ミュージックビデオの選び方は、単純に自分の好きな曲と映像がマッチしているものにしましょう。
普段ミュージックのみを聞いている人は、それがどんなミュージックビデオなのか調べることにより、写真への落とし込みの参考になります。
ここで気になるのが、「この筆者は、どんなミュージックビデオを見ているか?」だと思います。
私の場合は、かなり多くのミュージックビデオからインスピレーションを受けていますが、中でも頻出度が高いものを厳選しました。
例:私が参考にするミュージックビデオ
以下3種類の動画は、私が普段の写真でインスピレーションを受けているものになります。
これらを参考にして作成した写真が以下になります。

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最後に
いかがだったでしょうか?
案外ミュージックビデオを参考にする人は少ないので、取り入れることで周りと差を生むことができます。
写真作りは、他のジャンルからの刺激が意外な発見を生むこともあったりします。
是非お気に入りのミュージックビデオの表現を取り入れて、一味違った写真を作っていきましょう!