なぜか安価なのに写りはしっかりの「AI AF Nikkor 50mm f/1.8D」実写レビューと作例紹介

NIKKORシリーズの目立たない安価のレンズをご存じでしょうか?

それが今回ご紹介する「AI AF Nikkor 50mm f/1.8D」です。

この記事では、そんな目立たないのに写りはしっかりしているAI AF Nikkor 50mm f/1.8D」がどのようなレンズなのか、作例も交えてご紹介していきます。

それでは早速本題にいきましょう!

AI AF Nikkor 50mm f/1.8D」の概要

モデル名AI AF Nikkor 50mm f/1.8D
焦点距離50mm
絞り最小 f1.8 – 最大 f22
レンズ構成5群6枚
絞り羽根7枚
最短撮影距離0.45m
最大撮影倍率0.15
フィルター径58mm
マウントニコンFマウント
手ブレ補正効果なし
重さ155g
付属品レンズキャップ

AI AF Nikkor 50mm f/1.8D2002年7月6日に発売されました。

約20年前に発売されたレンズで、言わずと知れた撒き餌レンズです。

現在、Fマウントシリーズの単焦点レンズでは、AF-S NIKKOR 50mm f/1.8GやAF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gが人気になります。

ですがこのレンズの強みはなんと言っても価格の安さ。安心のNIKKORで安く購入できるのはかなり推せるポイントです。

開放値はF1.8なので、暗所でも気にせず使用することができます。

重量については155gなので、バッグに忍ばせておいても負担に感じません。

「AI AF Nikkor 50mm f/1.8D」の外観

レンズの材質は、安めな雰囲気のプラスチックなので高級感は少し落ちます。

フォーカスリングのトルク感はスカスカ軽めなので、少しピント合わせに手間取るかもしれません。

FTZ(変換マウントアダプター)を装着の場合は注意が必要で、AF駆動が機能しません。

もしFマウントレンズでAF駆動をさせたい場合は、AF-Sシリーズのレンズを購入しましょう。

※一眼レフカメラであれば当然AFは作動します

「AI AF Nikkor 50mm f/1.8D」の作例

Nikon Z7&変換アダプターFTZとNikon D4を使用して撮りました。

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「AI AF Nikkor 50mm f/1.8D」の総評

AI AF Nikkor 50mm f/1.8D」は、価格を抑えたい人と重量を減らしたい人に強くおすすめできるレンズです。

なんと言っても安いは正義なので、コストを抑えてカメラを始めたい人には向いています。

さらに中古市場でもかなり出回っていますので、すぐに見つけることができると思います。

小型軽量なので、レンズキャップ代わりに付けて持ち歩くと便利かもしれません。

今回紹介したレンズはこちら↓